近現代1853年 〜 1910年

チュラロンコーン(ラーマ5世)

別名: ラーマ5世・チュラロンコン・チュラロンコーン大王・ラーマ五世

タイ(シャム)チャクリー王朝の第5代国王(在位1868〜1910年)。父ラーマ4世(モンクット)の跡を継いで15歳で即位し、当初は摂政のもとで政務を学んだ。親政開始後は、行政の中央集権化と省庁制の整備、近代的な軍隊・司法・教育・財政・鉄道や郵便などの諸制度を導入する大規模な近代化改革(チャクリー改革)を推進した。社会改革として賦役と奴隷制を段階的に廃止し、1905年に奴隷制を最終的に撤廃した。英仏という二大列強のはざまで領土の一部を割譲しつつも独立を維持し、東南アジアで唯一植民地化を免れた国家の礎を築いた。「タイ近代化の父」と称され、現在も国民から深く敬愛されている。

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