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チュニジア内陸部の乾燥地帯に忽然と姿を現す、古代ローマ時代(3世紀)の巨大な円形闘技場です。北アフリカで最大規模を誇り、約3万5000人の観客を収容できました。アフリカ大陸におけるローマ帝国の絶大な権力と繁栄を現在に伝える、保存状態の良い大遺跡です。
チュニジアの首都チュニス近郊にある、紀元前9世紀にフェニキア人によって建国された巨大都市国家カルタゴの遺跡。地中海の覇権を握って繁栄しましたがポエニ戦争でローマに敗れ徹底破壊されました。現在はローマ時代に再建された巨大なアントニヌス浴場跡などが残されています。
チュニジア南部の地中海に浮かぶジェルバ島の景観。水が乏しく外敵侵入を受けやすい過酷な環境において、9世紀頃からのイスラム教一派の人々が、防御と農業活動を中心とする「メンゼル(自給自足邸宅)」や地下モスクなどの入植パターンを発展させました。
チュニジア北部の丘の上にある、「北アフリカで最も美しく保存状態が良い」とされる古代ローマ都市遺跡。元はベルベル部族の首都でしたがローマ化され、壮麗なキャピトル(神殿)等、ヌミディア文化とローマ文化が融合した見事な景観です。
チュニジア北部に位置する湖と湿地帯。かつて北アフリカ北部に帯状に広がっていた一大淡水湖群の「最後にして唯一の生き残り」です。季節で淡水と塩水が入れ替わり、ヨーロッパからアフリカへ渡る数十万羽の渡り鳥(フラミンゴ等)の越冬のための命のサンクチュアリです。
チュニジア内陸部の砂漠地帯に7世紀にアラブ軍によって建設されたイスラム世界「北アフリカ最古」の聖都。壮大な「ウクバ・大モスク」をはじめ数百のモスクを擁し、マグレブ地方(北アフリカ西部)一帯の建築とイスラム文化の強い影響・発信源となりました。
チュニジアの地中海岸にある9世紀イスラム教における軍事・宗教的に最重要の防衛都市。海賊やキリスト教艦隊攻撃を防ぐため、厚い城防と「要塞機能を持つ重厚な大モスク(リバト)」が海を見据えてそびえ、初期イスラム世界特有の『防衛・聖戦沿岸都市』環境を示します。
チュニジアの首都である12〜16世紀イスラム世界最大の繁栄大都市。「ジトゥーナ大モスク」を中心とした都市設計の中に、約700の宮殿・マドラサ(学校)・極彩色の霊廟等が極端に迷路のように密集し、何層ものイスラムの学問と権威・芸術が凝縮された壮大都市です。
純古代カルタゴ都市大遺跡ケルクアンと巨大墓域群は、世界遺産として登録されている場所です。