古代
ディアスポラ
別名: 離散・ユダヤ人離散・Diaspora
関連国・地域: IL
ギリシア語で「離散・散らばり」を意味する語で、もともとパレスチナを離れて世界各地に居住するユダヤ人共同体を指す。紀元前6世紀のバビロン捕囚を嚆矢とし、紀元70年のローマによるエルサレム神殿破壊と135年のバル・コクバの乱鎮圧を契機に大規模化した。地中海世界、のちには東欧・西欧・イスラーム世界・アメリカ大陸へと広がり、各地で独自のユダヤ文化(アシュケナジム、セファルディムなど)を発展させた。20世紀後半以降は、広くアフリカ系・中国系など故郷を離れて生活する民族集団一般にも適用される概念となった。