中世
封建制度
別名: 封建制・フューダリズム・feudalism
関連国・地域: JP, GB, FR, DE
中世ヨーロッパや日本で発達した、土地を媒介とする主従関係に基づく社会・政治制度。ヨーロッパでは、主君が家臣に封土(フィーフ)を与える代わりに、家臣が臣従の礼を結んで軍事奉仕を誓う双務的な契約関係が核心となり、農民が領主の荘園で働く荘園制と結びついて社会の土台を成した。日本では、将軍と御家人が「御恩と奉公」で結ばれる関係として鎌倉幕府以降に本格化し、武士を担い手とする武家社会を形づくった。いずれも分権的で、地方領主が大きな自立性を持った点に特徴がある。ヨーロッパでは貨幣経済の浸透や絶対王政・中央集権国家の台頭とともに、日本では明治維新と廃藩置県によって解体された。