中世
ゲットー
別名: Ghetto・ユダヤ人居住区
関連国・地域: IT, PL, DE
中世以降のヨーロッパ都市に設けられたユダヤ人強制居住区。語源は1516年にヴェネツィア共和国が鋳造所(ゲット)跡地にユダヤ人を囲い込んだ地区名に由来するとされる。門限・外出制限・職業差別を伴い、宗教迫害の象徴として近世ヨーロッパ各都市で拡大した。19世紀の市民革命・ユダヤ人解放で一旦消滅したが、第二次世界大戦期にナチス・ドイツがポーランドを中心に1,000以上のゲットーを再導入し、ユダヤ人を閉じ込めて飢餓・疫病・絶滅収容所送致で数百万人を殺害した。1943年4月のワルシャワ・ゲットー蜂起はユダヤ人抵抗運動の象徴として知られる。現代の英語では、経済的・社会的に疎外された都市居住区を広く指す語としても用いられる。