近世

士農工商

別名: 四民・四つの身分・江戸の身分制度

関連国・地域: JP

江戸時代の身分制度を表すとされてきた言葉。武士(士)・農民(農)・職人(工)・商人(商)を上から順に並べたもので、かつては江戸時代の身分序列として教科書にも載っていた。しかし近年の研究では、実際の身分の区別は支配身分である武士と、村に住む百姓・町に住む町人(職人・商人)という大きな区分が中心で、農・工・商の間に明確な上下関係はなかったとされる。「士農工商」はもともと中国の古典で「あらゆる職業の人々(四民)」を指す言葉で、2000年代以降の教科書では身分序列としての記述が見直されている。これらの身分の外には「えた」「ひにん」と呼ばれた被差別身分が置かれ、厳しい差別を受けた。1871年の解放令などにより制度上の身分は廃止されたが、差別はその後も長く残った。

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