近現代
スウェーデンのNATO加盟
🇸🇪スウェーデン
スウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)の32番目の加盟国となり、約200年にわたって続いた軍事的非同盟の伝統に終止符を打った。スウェーデンは1814年のノルウェーとの戦い以降、戦争に直接参加せず、冷戦期も中立政策を掲げてきたが、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を受けて安全保障政策を転換し、同年5月に隣国フィンランドとともに加盟を申請した。加盟には全加盟国の批准が必要で、クルド系組織の扱いなどをめぐるトルコとの交渉が長引き、2024年1月にトルコ、2月26日にハンガリーが批准を完了した。3月7日にワシントンで加盟書を寄託し、正式に加盟が成立した。2023年4月に加盟したフィンランドと合わせ、バルト海沿岸のほとんどの国がNATOに属することとなり、北欧の安全保障環境は大きく変化した。