近現代
プラット修正条項
別名: Platt Amendment・プラット条項
関連国・地域: CU, US
1901年にアメリカ合衆国議会が陸軍予算法の修正として可決し、キューバの独立の条件とした一連の規定。提案者である上院議員オービル・H・プラットの名にちなむ。キューバに対して、その独立を損なうような対外条約を結ばないこと、返済能力を超える国債を発行しないこと、生命・財産・個人の自由の保護とキューバの独立維持のためにアメリカが介入する権利を認めること、衛生事業を継続すること、海軍基地・給炭地としての用地をアメリカに貸与または売却することなどを求めた。アメリカ軍政当局は、この内容をキューバ憲法の附則として受け入れなければ撤兵しないという立場をとり、キューバ制憲議会は反対論の強いなか1901年6月にこれを承認、1902年5月20日の共和国発足とともに効力を持った。1903年には条項に基づいてグアンタナモ湾の租借協定が結ばれ、また1906〜1909年をはじめアメリカによる介入が繰り返された。キューバでは主権を制約する象徴とみなされ、フランクリン・ローズヴェルト政権の善隣外交のもと1934年の関係条約によって廃棄されたが、グアンタナモ基地の租借はその後も継続した。