近現代
キューバ共和国の成立とプラット修正条項
🇨🇺キューバ
米西戦争後のアメリカ軍政(1899〜1902年)を経て、初代大統領トマス・エストラーダ・パルマのもとキューバ共和国が発足した。ただし前年の1901年、アメリカ議会は陸軍予算法の修正としていわゆるプラット修正条項を可決し、その内容をキューバ憲法の附則に盛り込むことを独立の条件とした。同条項はキューバの対外条約締結と国債発行に制限を課し、生命・財産・個人の自由の保護や独立の維持のためにアメリカが軍事介入する権利を認め、さらに海軍基地用地の貸与を定めた。これに基づき1903年にグアンタナモ湾の租借協定が結ばれている。アメリカは1906年から1909年にかけて実際に軍政を敷くなど繰り返し介入し、キューバの主権は大きく制約された。プラット修正条項は善隣外交下の1934年の米西(米キューバ)関係条約で廃棄されたが、グアンタナモ基地の租借は存続した。