近世
チリの独立宣言
🇨🇱チリ
1818年2月12日、最高執政官ベルナルド・オイギンスがタルカで独立宣言に署名し、チリはスペインからの独立を正式に宣言した。1814年のランカグアの戦いで愛国派が敗れてスペインの支配が回復(レコンキスタ)されていたが、メンドーサへ逃れた愛国派はホセ・デ・サン=マルティンの下で編成されたアンデス軍に加わり、1817年2月12日にアンデス山脈を越えてチャカブコの戦いで王党派を破り、サンティアゴを回復していた。独立宣言の日付はその1周年にあたる。同年3月のカンチャ・ラヤダの戦いで敗れて一時危機に陥ったものの、4月5日のマイプーの戦いでサン=マルティンとオイギンスの軍が王党派主力を撃破し、チリ中部の独立は事実上確定した。ただし南部のバルディビアやチロエ島では王党派の抵抗が続き、チロエ島が併合されたのは1826年である。オイギンスは憲法の制定や教育・軍備の整備を進めたが、地主層との対立から1823年に辞任してペルーへ亡命した。