古代
カースト制度
別名: ヴァルナ制度・カースト・ジャーティ・身分制度
関連国・地域: IN
古代インドのヴェーダ時代に起源を持つ世襲的身分制度。バラモン(司祭)・クシャトリア(武士・王族)・ヴァイシャ(商人・農民)・シュードラ(隷属民)の四ヴァルナに加え、その外側に置かれた「不可触民(ダリット)」が最も深刻な差別を受けた。職業・結婚・居住・食事などあらゆる生活が出生によって決定される閉鎖的な階層構造は、宗教的「穢れ」の概念によって正当化された。イギリス植民地時代に「カースト(caste)」という用語が定着。1950年のインド憲法で差別は禁止されたが、農村部を中心に根強く残る。アンベードカルはダリット出身として廃絶運動を指導した。