近現代

グラーグ

別名: ソ連強制収容所・GULAG・ラーゲリ

関連国・地域: RU

ソビエト連邦の強制労働収容所システムの総称。正式名は「矯正労働収容所総管理局(Главное управление лагерей)」の頭字語で、1930年に内務人民委員部(NKVD)の下で統合・組織化された。農業集団化に反対した富農(クラーク)、1930年代の大粛清で逮捕された「人民の敵」、ナチス占領地からの帰還兵、少数民族など幅広い人々が政治犯として収容され、シベリア・極北・中央アジアの極寒地で鉱山・森林・運河建設に酷使された。スターリン時代(1929〜1953年)の被収容者は延べ1,800万人以上、犠牲者は約170万〜200万人と推定される。ソルジェニーツィンの『収容所群島』が全容を世界に知らしめ、ソ連体制の人権侵害を象徴する語となった。

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