イベント 13件 / 場所 3件 を収録
ノルウェー出身のヴァイキング、インゴールヴル・アルナルソンが現在のレイキャヴィーク(「煙の湾」の意)に上陸し、恒久的な入植地を築いたと『植民の書』は伝える。以後約60年で土地が取り尽くされる入植時代が…
シンクヴェトリルの野で全島の自由民代表が集い、法の制定と裁判を行うアルシングが開かれた。王を戴かない共和政に近い体制は900年以上続き、現代アイスランド議会の直系の祖となった。世界最古の現存する国政議…
異教徒派とキリスト教派の内戦の危機を避けるため、法のスピーカー(法長)ソルゲイルの裁定でアルシングはキリスト教を公的宗教と定めた。個人的な異教祭祀は当面容認するという妥協的改宗で、流血を伴わずに宗教転…
詩人・法長のスノッリが『エッダ』『ヘイムスクリングラ』を執筆し、北欧神話とノルウェー王朝史を後世に伝えた。同時期に『アイスランド人のサガ』群が書かれ、中世ヨーロッパ文学の中で散文物語の独自伝統を築き上…
首長家門の抗争(スターリングの時代)で内乱状態に陥ったアイスランド自由国は、ノルウェー王ホーコン4世に服属し納税する代わりに旧来の法と平和を保証されるガムリ・サトマーリ(古き契約)を結んだ。共和政期は…
ノルウェー・デンマーク・スウェーデンがカルマル同盟で連合し、アイスランドはノルウェー王経由で事実上デンマーク王の統治下に入った。1536年デンマークがノルウェーを従属国化すると、アイスランドも直接デン…
南部ラキ山の亀裂噴火が8か月続き、膨大な火山ガスが放出された。家畜の半数・住民の4分の1が餓死し、舞い上がった硫酸エアロゾルが北半球の気候を冷却。ヨーロッパの凶作を通じてフランス革命の遠因になったとも…
デンマーク王クリスチャン9世がアイスランドを訪れ、入植1000年を祝う式典でアイスランド独自の憲法を授与した。アルシングは立法権の一部を取り戻し、自治への道が開かれた。民族主義運動家ヨウン・シグルズソ…
第一次世界大戦末期の1918年12月1日、デンマークとの連合法が発効し、アイスランドはデンマーク王を共通の君主とする主権国家「アイスランド王国」となった。外交と防衛はデンマークに委ねられたものの内政の…
独ナチスにデンマークが占領されていた隙にアイスランドは国民投票で共和政移行を選択。ヨウン・シグルズソンの誕生日6月17日に、シンクヴェトリルの旧アルシング会場で共和国が宣言された。初代大統領はスヴェイ…
アイスランドが漁業水域を段階的に拡大(4→12→50→200海里)したのに対し、英国がトロール船団を派遣して対抗。沿岸警備隊の曳網切断や両国艦船の体当たりが繰り返され、最終的にアイスランドが要求を通し…
リーマン・ショックに端を発し、国内三大銀行カウプシング・ランズバンキ・グリトニルが相次いで破綻。GDPの10倍規模の対外債務を抱えた国家はほぼ破産状態となり、IMFの支援と「鍋とフライパン革命」と呼ば…
氷河下の火山噴火による火山灰雲が欧州上空に広がり、4月から5月にかけて20か国以上で航空便が停止。世界で1000万人超が足止めされ、現代航空ネットワークの脆弱性と地球科学への関心が高まる出来事となった…