近世
タンボラ山噴火と「夏のない年」
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1815年4月、インドネシア・スンバワ島のタンボラ山が史上最大級の噴火(VEI7)を起こした。直接の死者は約7万人に上り、噴出した大量の火山灰と硫黄が成層圏に達して太陽光を遮断。翌1816年は北半球全体で「夏のない年(Year Without a Summer)」となり、北米・欧州で農作物が壊滅し大飢饉が発生した。この閉塞した空気の中、メアリー・シェリーが避暑先のスイスで書いたのが小説『フランケンシュタイン』。気候変動と人類社会の関係を示す歴史的事例として現代でも引用される。