古代

マルタの巨石神殿群の建設

🇲🇹マルタ

紀元前3600年頃から紀元前2500年頃にかけて、マルタ島とゴゾ島に石灰岩の巨石を用いた神殿群が築かれた。ゴゾ島のジュガンティーヤ、マルタ島のハジャー・イム、ムナイドラ、タルシーンなどが知られ、現存する自立式の石造建築としては世界最古級とされる。半円形の部屋を並べた三つ葉状の平面をもち、内部からは肥満体の人物像や動物のレリーフが出土しており、祭祀の場であったと考えられている。地下墓所ハル・サフリエニ・ハイポジウムも同時代の遺構である。これらは1980年以降ユネスコ世界遺産に登録されている。神殿を築いた社会は紀元前2500年頃に衰退し、その理由は明らかになっていない。

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