中世

マンサ・ムーサのメッカ巡礼

🇲🇱マリ

マリ帝国のマンサ(王)ムーサが1324年にメッカ巡礼を行った。大規模な随行団と多量の金を伴ってカイロに滞在し、贈与と支払いによって金を大量に放出したため、当地の金相場がその後しばらく下落したと同時代のアラビア語史料は伝える。この巡礼によってマリの富と国名はイスラム世界と地中海世界に広く知られるようになり、1375年頃に作られたカタルーニャ地図帳(カタラン・アトラス)には、金塊を手にしたマリの王が描かれた。ムーサは帰路に建築家や学者を伴ったと伝えられ、トンブクトゥやガオにモスクが建てられた。トンブクトゥはこれ以降、サハラ交易とイスラム学問の中心地として発展していく。

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