中世

クリナの戦いとマリ帝国の成立

🇲🇱マリ

スンジャタ・ケイタが率いるマンディンカ(マリンケ)諸勢力が、ソソ王国のスマオロ・カンテを破った戦い。年代は口承と後代の史料に基づき1235年頃とされる。勝利したスンジャタはニジェール川上流域の諸勢力を束ねてマリ帝国を建て、みずからマンサ(王)を称した。統治の枠組みは氏族ごとの役割分担や紛争解決の規範を定めた「クルカン・フガ(マンデン憲章)」として口承で伝えられ、2009年にユネスコの無形文化遺産一覧表に記載された。帝国はサハラ縦断交易の南の玄関口を押さえ、南方の金と砂漠の岩塩を結ぶ交易で栄えた。スンジャタの事績は語り部(ジェリ/グリオ)が伝える叙事詩『スンジャタ』として今日まで語り継がれている。

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