中世
ムハンマドへの啓示とイスラム教の誕生
🇸🇦サウジアラビア
610年頃、アラビア半島のメッカに生まれた商人ムハンマド(570年頃生)は、ヒラー山の洞窟で瞑想中に天使ジブリール(ガブリエル)を通じて神(アッラー)の啓示を受けた。これがイスラム教の始まりとされる。ムハンマドはアッラーへの絶対的服従(イスラム=服従の意)と偶像崇拝の否定を説いたが、メッカの支配層から激しい迫害を受けた。622年にメディナへ移住(ヒジュラ)したことがイスラム暦の起点となり、その後急速に信者を増やした。630年にはメッカを無血開城し、632年の死の直前にアラビア半島のほぼ全域がイスラム教のもとに統一された。