古代🏛️ 神話

帝釈天

別名: たいしゃくてん・インドラ・Indra・Śakra・釈提桓因・天帝釈

ヒンドゥー教・仏教における天界の王。ヒンドゥー教ではインドラ(Indra)として知られる雷神・嵐の神であり、ヴェーダ時代(紀元前1500年頃〜)には最高神として崇拝された。雷霆の武器「ヴァジュラ(金剛杵)」を持ち、悪の竜ヴリトラを倒して世界に雨をもたらした英雄神。仏教に取り込まれると「忉利天(三十三天)」の主宰者として再定義され、仏法の守護者へと性格が変化した。釈迦の前世を語る「ジャータカ(本生譚)」では帝釈天が人間を試す場面が繰り返し登場する。日本では仏法守護の神として奈良・東大寺や各地の寺院に祀られ、「帝釈天参り」で知られる葛飾柴又(東京)の題経寺が特に有名。漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や映画「男はつらいよ」の舞台として現代日本でも親しまれる。

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