近世
リスボン地震・津波(近代防災思想の起源)
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1755年11月1日(万聖節の朝)、M8.5〜9.0と推定される大地震がポルトガル・リスボンを直撃。地震・火災・津波の三重被害でリスボン市街の85%が破壊され、死者は3万〜6万人に上った。「神が支配する世界でなぜ無実の人々が死ぬのか」という神義論の問いを欧州知識人に突きつけ、ヴォルテールが『カンディード』を書き、カントが自然地震の科学的分析を行った。ポンバル侯爵が実施した近代的な都市復興と防災計画は、近代的な地震学・都市防災の出発点とされている。