古代
ミラノ勅令 ― ローマ帝国のキリスト教公認
🇮🇹イタリア
ローマ皇帝コンスタンティヌス1世(大帝)は313年、共同統治者リキニウスとともにミラノ勅令を発し、ローマ帝国内でキリスト教を含むすべての宗教の信仰を公認した。それまでキリスト教徒は帝国の神々への礼拝を拒んだとして迫害を受けていたが、この勅令で保護される立場に転換した。コンスタンティヌス帝自身もキリスト教に改宗(洗礼は臨終直前)し、325年にはニカイア公会議を開催してキリスト教の教義を統一した。392年にはテオドシウス帝がキリスト教をローマ帝国の国教と定め、以後ヨーロッパ文明の精神的基盤となった。