近世

黒船来航 ― ペリー艦隊浦賀来航

🇯🇵日本

1853年7月8日(嘉永6年6月3日)、アメリカ東インド艦隊司令長官マシュー・ペリー提督率いる4隻の黒船(旗艦サスケハナ号、ミシシッピ号、サラトガ号、プリマス号)が江戸湾入口の浦賀沖に来航し、フィルモア大統領の親書を提出して開国を要求した事件。蒸気外輪船を含む艦隊は鎖国下の日本に決定的な軍事的衝撃を与え、「太平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった四杯で夜も眠れず」の狂歌が流行した。老中阿部正弘は親書を受理して翌年の回答を約束、ペリーは琉球経由で一旦離日した。これを契機に幕府は朝廷への報告と諸大名への意見聴取を行い、雄藩発言力の上昇と幕府権威の相対的低下を招いた。日本が国際秩序に組み込まれる起点となり、幕末動乱の出発点として日本近代史最大の画期の一つとなる。

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