近現代

ヘレロ・ナマ虐殺(20世紀最初のジェノサイド)

🇳🇦ナミビア

ドイツ領南西アフリカ(現ナミビア)で、植民地支配に蜂起したヘレロ人・ナマ人をドイツ帝国軍が組織的に殲滅した事件。1904年の戦闘でヘレロの戦士を打ち破ったローター・フォン・トロータ将軍は「殲滅命令(Vernichtungsbefehl)」を発令し、女性・子供を含むヘレロ人を砂漠地帯(オマヘケ)に追い込んで水源を封鎖、餓死と渇死に至らせた。生存者は強制労働収容所(Konzentrationslager)に送られ、頭蓋骨は人種科学の「標本」としてドイツ本国に送付された。ヘレロ人の8割(約6〜10万人)、ナマ人の半数(約1万人)が犠牲となり、レムキンが後に「ジェノサイド」概念を構築する際に引用した先例の一つ。2021年、ドイツ政府は初めて公式にジェノサイドと認定し謝罪した。

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