近現代
ナミビア独立
🇳🇦ナミビア
1990年3月21日、南アフリカの統治下にあった南西アフリカがナミビア共和国として独立した。第一次世界大戦後にドイツ植民地から国際連盟委任統治領となった同地は、第二次世界大戦後も南アフリカが実効支配を続け、アパルトヘイト体制を持ち込んだ。1960年に結成された南西アフリカ人民機構(SWAPO)は1966年から武装闘争を開始し、独立闘争は周辺のアンゴラ内戦とも絡んで長期化した。1978年の国連安保理決議435号が独立への枠組みを定め、1988年の米ソ仲介による合意を経て、1989年に国連監視下の制憲議会選挙が実施された。初代大統領にはSWAPO議長サム・ヌジョマが就任し、「アフリカ最後の植民地」とも呼ばれた地域の独立は、脱植民地化の一つの区切りとなった。