近現代
ナイジェリアの独立
🇳🇬ナイジェリア
19世紀後半以降、イギリスはニジェール川河口のラゴスを拠点に内陸へ支配を広げ、1903年までにソコト・カリフ国を制圧した。1914年には北部・南部の保護領とラゴス植民地が統合されて「ナイジェリア植民地・保護領」が成立し、総督フレデリック・ルガードのもとで在来の首長を通じた間接統治(インダイレクト・ルール)が行われた。第二次世界大戦後はナショナリズムの高まりを受けて憲法が段階的に改正され、北部・西部・東部の三地域からなる連邦制が導入された。1960年10月1日、ナイジェリアはイギリス連邦内の独立国となり、アブバカル・タファワ・バレワが首相を務め、同年11月にはナムディ・アジキウェがナイジェリア人として初めて総督に就任した(1963年の共和制移行にともない初代大統領)。もっとも、地域ごとに主要民族や宗教が異なる連邦の枠組みは安定を欠き、1966年に二度のクーデタが起きたのち、1967年には東部地域がビアフラ共和国としての分離を宣言して内戦となり、戦闘は1970年まで続いた。