近現代
コンゴ民主共和国の独立とコンゴ動乱
🇨🇩コンゴ民主共和国
1960年6月30日、ベルギー領コンゴがコンゴ共和国(現コンゴ民主共和国)として独立した。初代首相にはコンゴ国民運動(MNC)を率いたパトリス・ルムンバ、大統領にはジョゼフ・カサブブが就任した。しかし独立直後から軍の反乱が広がり、7月11日にはモイーズ・チョンベが鉱物資源の豊富なカタンガ州の分離独立を宣言、国連は平和維持部隊(ONUC)を派遣した。中央政府の分裂の中でルムンバは失脚・逮捕され、1961年1月にカタンガで殺害された。調停に向かった国連事務総長ダグ・ハマーショルドも1961年9月に飛行機事故で死亡している。「コンゴ動乱」と呼ばれるこの混乱は、1965年にモブツ(後のモブツ・セセ・セコ)がクーデタで実権を握るまで続き、冷戦下のアフリカをめぐる国際対立の焦点となった。