近現代
マリ共和国の独立
🇲🇱マリ
19世紀後半にフランスがニジェール川流域を征服し、この地域はフランス領西アフリカの一部「フランス領スーダン」となった。第二次世界大戦後の脱植民地化のなかで、1958年にフランス共同体内の自治共和国「スーダン共和国」が成立し、1959年には隣接するセネガルと連合してマリ連邦が結成された。連邦は1960年6月20日にフランスから独立したが、両者の政治的な立場の違いから同年8月20日にセネガルが離脱して連邦は解体した。残されたスーダン共和国は1960年9月22日に国名をマリ共和国と改め、独立を宣言してモディボ・ケイタが初代大統領に就任した。国名は中世にこの地域で栄えたマリ帝国に由来する。ケイタ政権は社会主義的な政策と非同盟外交を掲げたが、経済の停滞のなかで1968年にムーサ・トラオレらの軍事クーデタによって倒された。