近現代1925年 〜 1961年

パトリス・ルムンバ

別名: Patrice Lumumba・パトリス・エメリー・ルムンバ

コンゴ民主共和国の独立運動指導者で、初代首相(在任1960年6月〜9月)。ベルギー領コンゴのカサイ地方に生まれ、郵便局員などを経て1958年に部族横断的な政党コンゴ国民運動(MNC)を結成した。1960年6月30日の独立式典では、ベルギー国王ボードゥアン臨席の場で植民地支配の苦難を率直に語る演説を行い、国際的な注目を集めた。しかし独立直後の軍反乱とカタンガ州の分離独立で政権は動揺し、同年9月にカサブブ大統領と相互解任の政争に陥った末、モブツのクーデタで失脚・軟禁された。1960年12月に逮捕され、1961年1月17日、敵対するカタンガ側へ引き渡された直後に殺害された。殺害へのベルギーの関与について、ベルギー政府は2002年に道義的責任を認めて謝罪している。アフリカ統一と非同盟を訴えたその生涯は、脱植民地化運動の象徴として記憶される。

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