近現代1906年 〜 1990年
ホセ・フィゲーレス・フェレール
別名: ドン・ペペ・ホセ・フィゲーレス・José Figueres Ferrer
コスタリカの政治家。1906年、スペインからの移民の子としてサンラモンに生まれた。青年期に渡米してボストンに滞在したのち帰国し、コーヒーとカブヤ(サイザル麻)を栽培する農園を経営した。1942年にラファエル・アンヘル・カルデロン・グアルディア政権を批判したことでメキシコへ追放され、帰国後に反政府勢力を組織した。1948年の大統領選挙の結果が議会によって無効とされると国民解放軍を率いて蜂起し、約6週間の内戦に勝利。第二共和国建国評議会の議長として同年12月1日に常備軍の廃止を宣言し、銀行の国有化、女性参政権の承認、アフリカ系住民への市民権付与などの改革を進めた。1949年11月には新憲法を制定したうえで、選挙で選ばれていたオティリオ・ウラテに政権を移譲した。1951年に国民解放党(PLN)を創設し、自身も1953〜1958年と1970〜1974年の二度、大統領を務めた。反共主義的な立場をとる社会民主主義者として知られ、「ドン・ペペ」の愛称で呼ばれた。1990年サンホセで死去。