古代
チャビン文化の興隆 ― アンデス文明の母体
🇵🇪ペルー・南米
ペルー中央高地のチャビン・デ・ワンタルを中心に栄えた、アンデス地域最古級の汎地域的文化。紀元前900年頃から前200年頃にかけて、神殿を核とする宗教センターとして発展し、ネコ科動物(ジャガー)やヘビ、猛禽をモチーフにした石彫や土器が広い範囲に広まった。冶金・織物・建築の技術が各地に共有され、後のアンデス諸文明に大きな影響を残したことから「アンデス文明の母体(ホライズン)」と位置づけられる。チャビン・デ・ワンタルの神殿群は地下回廊と「ランソン」と呼ばれる石柱の主神像で知られる。