古代
ナスカ文化と地上絵
🇵🇪ペルー・南米
ペルー南海岸の乾燥地帯で栄えたナスカ文化(紀元前100年頃〜紀元後700年頃)が残した巨大な地上絵(ジオグリフ)で知られる。ハチドリ・サル・クモなどの動植物や直線・幾何学模様が、地表の暗い石を取り除いて下層の明るい地面を露出させる手法で描かれた。全体像は上空からでなければ把握しにくい規模を持つ。制作目的は確定していないが、水や豊穣に関わる祭祀・天文観測との関連が研究者により指摘されている。ナスカ文化は精緻な多彩色土器や地下水路(プキオ)の灌漑技術でも高い水準を示した。