近現代

ラホール決議(パキスタン決議)

🇵🇰パキスタン

1940年3月22日から24日にかけてラホールで開かれた全インド・ムスリム連盟の年次大会で、23日に採択された決議。ムハンマドアリージンナーが議長を務め、決議案はベンガル州首相のファズルル・ハクが提出した。決議は、インド北西部と東部のムスリムが人口の多数を占める地域をまとめて「独立した諸国家(independent states)」とし、それを構成する単位は自治的かつ主権を有するべきだと述べ、少数派の権利保障も併せて求めた。文面に「パキスタン」の語は用いられていないが、報道が「パキスタン決議」と呼んだことでこの名が定着した。決議は、ムスリムとヒンドゥー教徒を別個の「国民(ネイション)」とみなす二民族論を政治綱領として明確に打ち出したものと受け止められ、以後のムスリム連盟の運動は分離独立の要求へと収斂していった。1946年のデリー会議では、複数形の「諸国家」が単一国家の要求へと改められた。3月23日は現在パキスタンの「パキスタン・デー」として祝日となっている。

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