近世
リュッツェンの戦いとグスタフ2世アドルフの戦死
🇸🇪スウェーデン
三十年戦争中、ドイツ・ザクセンのリュッツェン近郊で、スウェーデン王グスタフ2世アドルフ率いるスウェーデン軍と、ヴァレンシュタイン率いる神聖ローマ皇帝軍が激突した。戦闘は濃霧の中で行われ、プロテスタント側の英雄として名声を得ていたグスタフ2世アドルフは乱戦の中で戦死した。スウェーデン軍は戦場を確保して戦術的には勝利したものの、卓越した指導者を失った打撃は大きかった。以後のスウェーデンは宰相アクセル・オクセンシェルナの指導の下で戦争を継続し、1648年のウェストファリア条約で北ドイツに領土を得て大国としての地位を確立した。