近現代1882年 〜 1951年
アブドゥッラー1世
別名: アブドゥッラー・イブン・フセイン・Abdullah I bin al-Hussein
ヨルダン・ハシミテ王国の初代国王(在位1946〜1951年)。メッカの太守フサイン・イブン・アリーの次男として生まれ、預言者ムハンマドの一族とされるハーシム家に属する。第一次世界大戦中の1916年に父が起こしたオスマン帝国に対するアラブ反乱に加わった。戦後の1921年、イギリスの委任統治下でヨルダン川東岸に設けられたトランスヨルダン首長国の首長となり、アンマンを拠点に国家の基礎を築いた。1946年の独立にともない国王に即位し、1949年には国名をヨルダン・ハシミテ王国と改めた。1948年の第一次中東戦争ではアラブ軍団を率い、戦後もヨルダン川西岸地区を統治下に置き1950年に併合を宣言したが、この措置はアラブ諸国の多くから承認されなかった。1951年7月20日、エルサレムのアル・アクサー・モスクで礼拝中に暗殺された。孫のフセイン1世がのちに長く王位を継いだ。