古代紀元前7年
ザラスシュトラ
古代ペルシアの宗教家で、ゾロアスター教(拝火教)の開祖。その正確な生没年や活動地域は定かでなく、紀元前数世紀から千年以上前まで諸説ある。最高神アフラ・マズダーを善の根源として崇め、世界を善と悪の二大原理の闘争として捉える善悪二元論の宗教体系を打ち立てた。彼の言葉を伝えるとされる賛歌「ガーサー」は、教典『アヴェスター』の中核をなす最古の部分とされる。火を神聖視するその教えは古代ペルシア帝国で広く信仰され、死後の審判や救世主の観念などを通じて、後のユダヤ教・キリスト教・イスラム教にも影響を与えたと考えられている。