中世

同君連合

別名: 人的同君連合・パーソナル・ユニオン・Personal union

関連国・地域: HR, HU, AT, GB, PL, DK

複数の国家が、それぞれ独自の政府・法・議会などの制度を保ったまま、同一の君主をいただく形で結合した状態。国家そのものが一つに融合する合邦(実質的合同)とは区別され、各国の主権や統治機構は形式上維持される。君主の相続や王家どうしの結婚、あるいは貴族による君主の選出をきっかけに成立することが多く、逆に相続の断絶や王位継承法の違いによって解消されることもある。歴史上の例としては、1102年以降のクロアチアとハンガリー、1386年に始まるポーランドとリトアニア(1569年のルブリン合同で実質的な合同に移行)、1397年のカルマル同盟によるデンマーク・ノルウェー・スウェーデン、1603年にスコットランド王ジェームズ6世がイングランド王ジェームズ1世を兼ねて生じた両王国の結合(1707年の合同法で単一の王国となる)、1814年から1905年まで続いたスウェーデンとノルウェーの連合などがある。近世ヨーロッパではハプスブルク家のように、婚姻と相続を通じて多くの王国・領邦を同君連合の形で束ねる支配が広くみられ、各領域の身分制議会や特権が存続したことは、のちの地域ごとの自立志向や民族運動の土台にもなった。

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