近世

オスマン帝国のキプロス征服とファマグスタ包囲戦

🇨🇾キプロス

1570年7月、ラーラ・ムスタファ・パシャ率いるオスマン軍がヴェネツィア領キプロスに上陸し、9月に首都ニコシアを陥落させた。東岸の要塞都市ファマグスタはマルカントニオ・ブラガディンらの指揮で約1年にわたり籠城したが、援軍は届かず1571年8月に降伏し、開城後にブラガディンは処刑された。この危機に対してスペイン・ヴェネツィア・ローマ教皇庁は神聖同盟を結び、1571年10月のレパントの海戦でオスマン艦隊を破ったが、キプロスは奪還されず、1573年の講和でヴェネツィアは島の領有を正式に放棄した。以後キプロスは300年余りオスマン帝国の支配下に置かれ、正教会の大主教が住民の代表者として扱われる一方、アナトリアからのムスリム移住によって島の人口構成が大きく変化した。

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