中世
ティカルの最盛期 ― マヤ古典期の大都市
🇬🇹グアテマラ
現グアテマラ北部ペテン低地のティカルは、マヤ古典期(250〜900年頃)を代表する都市国家。長年抗争した強国カラクムルを695年に王ハサウ・チャン・カウィール1世が破ると、8世紀には1号神殿(大ジャガー神殿)をはじめとする大神殿群が建設され、最盛期を迎えた。周辺を含む人口は数万人に達したと推定される。9世紀以降、南部低地の他都市と同様に衰退して放棄され、密林に埋もれた。遺跡を含むティカル国立公園は1979年、世界で最初の複合遺産の一つとして世界遺産に登録された。