近現代

ハンガリー革命と独立戦争(1848〜49年)

🇭🇺ハンガリー

1848年、ヨーロッパ各地に広がった革命(諸国民の春)の一環として、3月15日にペシュトで詩人ペテーフィ・シャーンドルらを中心とする市民運動が起こり、検閲の廃止や責任内閣制などを求める「十二カ条」が掲げられた。ハンガリー議会は農奴制の廃止や身分特権の撤廃を含むいわゆる四月法を可決し、バッチャーニ・ラヨシュを首班とする最初の責任内閣が成立した。しかしハプスブルク家との対立が深まって内戦となり、1849年4月14日にはデブレツェンでハプスブルク家の廃位とハンガリーの独立が宣言され、コシュート・ラヨシュが執政(統治者大統領)に就いた。オーストリアの要請を受けたロシア皇帝ニコライ1世が大軍を派遣したことで戦局は決し、1849年8月13日、ゲルゲイ・アルトゥール将軍がヴィラーゴシュでロシア軍に降伏して独立戦争は終わった。10月6日にはアラドで13人の将軍が処刑され、バッチャーニもペシュトで銃殺された。以後ハンガリーは強い中央集権的支配下に置かれたが、この革命の記憶は国民意識の核となり、3月15日と10月6日は現在も記念日とされている。

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