近現代

セミパラチンスク核実験場でのソ連初の核実験

🇰🇿カザフスタン

1949年8月29日、ソ連はカザフ共和国東部のセミパラチンスク(現セメイ)近郊に設けた実験場で最初の原子爆弾実験(RDS-1)を行い、アメリカによる核兵器の独占が終わった。同実験場ではその後1989年10月の最後の実験まで40年間に450回を超える核実験が実施され、初期には地表や大気圏内での実験が繰り返されたため、周辺の住民や環境が放射線の影響を受けたことが後年明らかになった。1989年、詩人オルジャス・スレイメノフの呼びかけで実験の中止を求める「ネバダ・セミパラチンスク」運動が起こり、ソ連末期の大規模な市民運動に発展した。1991年8月29日、ナザルバエフ大統領の政令によって実験場は正式に閉鎖され、独立後のカザフスタンは領内に残されていた核弾頭の撤去に応じて非核兵器国となった。2009年、国連総会はこの日にちなんで8月29日を「核実験に反対する国際デー」と定めている。

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