中世
バグダードの建設とアッバース朝の繁栄
🇮🇶イラク・メソポタミア
アッバース朝の第2代カリフであるマンスールによって、ティグリス川河畔に新都バグダード(「平安の都」)が建設された。見事な円城として設計されたこの都市は、イスラム・アラブ帝国の広大なネットワークと交易の結節点となり、人口は100万人を超えたとされる。知恵の館(バイト・アル=ヒクマ)が設立され、ギリシャやインドから集められた学術書がアラビア語へと大翻訳されたことで、天文学、数学、医学などが飛躍的に発展し、イスラム黄金時代の知的中心地となった。