古代

テオティワカン文明の興隆 ― 謎の大都市

🇲🇽メキシコ・中米

紀元前後から7世紀頃、現在のメキシコシティ北東約50kmに「テオティワカン(神々が生まれた場所)」と呼ばれる巨大都市が繁栄した。最盛期(5〜6世紀)には人口10万〜20万人に達し、当時の西半球最大の都市の一つだった。太陽のピラミッド(底辺220m・高さ65m)・月のピラミッド・「死者の大通り」など整然と計画された都市構造を持ち、カカオ・黒曜石の交易で中央メキシコを支配した。建設者の民族は不明で、7〜8世紀に突然放棄された。後のアステカ人はこの廃墟を聖地とし、「ここで神々が自らを生贄にして太陽と月を創った」という神話を生み出した。1987年にUNESCO世界遺産登録。

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