近現代

マラヤ非常事態の宣言

🇲🇾マレーシア

1948年6月、ペラ州スンガイ・シプットでイギリス人農園経営者3名が殺害された事件を受け、イギリス植民地当局はマラヤ全土に非常事態を宣言した。マラヤ共産党は非合法化され、その軍事組織はジャングルを拠点にゲリラ戦を展開した。当局は1950年からのブリッグス計画で、ゲリラへの支援を断つためジャングル周縁に住む数十万人の主として華人系住民を「新村」と呼ばれる管理された集落へ移住させ、1951年に高等弁務官ヘンリー・ガーニーが待ち伏せで殺害されると、後任のジェラルド・テンプラーのもとで軍事作戦と住民対策を組み合わせた統治が進められた。この過程でイギリスはマラヤの独立を段階的に約束し、1957年のマラヤ連邦独立につながった。非常事態が正式に解除されたのは1960年7月31日である。

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