近世
海峡植民地の成立
🇲🇾マレーシア
イギリス東インド会社が、ペナン(1786年に獲得)・マラッカ・シンガポール(1819年に商館開設)の3拠点を一つの行政単位にまとめて海峡植民地を編成した。1824年の英蘭協約でイギリスとオランダがマレー半島とスマトラの勢力範囲を画定し、マラッカがイギリス領となったことが直接の契機である。中心地は当初ペナンに置かれたが、1832年にシンガポールへ移された。海峡植民地は自由港として中国・インド・ヨーロッパを結ぶ中継貿易で発展し、1867年にはインドの統治から切り離されて本国植民地省直轄の直轄植民地となった。これを足がかりにイギリスはマレー半島内陸の諸スルタン国へも影響力を広げ、20世紀初頭までに半島全域を支配下に置いた。