近世
大コロンビアからの分離 ― ベネズエラ共和国の成立
🇻🇪ベネズエラ
シモン・ボリバルが樹立した大コロンビア(現在のコロンビア・ベネズエラ・エクアドル・パナマにあたる地域の連合国家)は、中央集権か連邦制かをめぐる対立や地域間の利害の衝突により解体へ向かった。ベネズエラでは1829年末から分離の動きが本格化し、1830年にバレンシアで開かれた制憲議会が分離と新憲法を承認して、ベネズエラは独立した共和国となった。初代大統領には独立戦争の英雄ホセ・アントニオ・パエスが就任し、以後19世紀のベネズエラ政治ではカウディーリョ(地方の軍事的実力者)が大きな役割を果たした。