近現代1783年 〜 1830年
シモン・ボリバル
別名: ボリバル・解放者
南米独立運動の最重要指導者で、「解放者(エル・リベルタドール)」と称される。1783年にベネズエラのカラカスの富裕な家に生まれ、ヨーロッパ留学で啓蒙思想に触れた。ナポレオン戦争でスペイン本国が混乱するなか独立闘争に身を投じ、各地で転戦。1819年にアンデス山脈を越えてボヤカの戦いで王党派を破り、ヌエバ・グラナダ(現コロンビア)の独立を決定づけた。同年、現在のコロンビア・ベネズエラ・エクアドル・パナマを統合した大コロンビア(グラン・コロンビア)を樹立して大統領となり、その後もペルー解放やボリビア建国を導いた。ボリビアの国名は彼に由来する。スペイン領アメリカ全体の統一国家を構想したが、地域間の対立により大コロンビアは解体に向かい、1830年、失意のうちにコロンビアのサンタ・マルタ近郊で47歳で死去した。