中世
モンゴル軍のバグダード征服とアッバース朝の滅亡
🇮🇶イラク・メソポタミア
1258年、フラグ率いるモンゴル軍がバグダードを包囲・陥落させ、最後のアッバース朝カリフ・ムスタアスィムを処刑した。モンゴル軍は「知恵の館」を破壊し、膨大な図書をティグリス川に投げ込んだとされ、川の水が書籍のインクで黒くなったという伝説が残る。アッバース朝の滅亡はイスラム世界にとって歴史上最大の衝撃の一つであり、カリフ制の権威が著しく低下した。その後イスラム世界はオスマン帝国・サファヴィー朝・ムガル帝国という「火薬帝国」の時代に移行する。