近世1496年 〜 1525年
クアウテモック
別名: Cuauhtémoc・落下するワシ・アステカ最後の皇帝
アステカ帝国最後の皇帝(在位1520〜1521年)。名は「落下するワシ」を意味する。モクテスマ2世の死後に即位し、天然痘の猛威と周辺部族の離反の中でもスペイン軍への抵抗を指揮した。1521年8月13日、兵糧攻めで弱りきったテノチティトランが陥落し、湖上で逃亡中に捕らえられた。財宝の隠し場所を白状させるため足を焼く拷問にかけられた際、共に拷問を受けていた貴族が苦痛に耐えかねたところ「私はベッドの上にいるとでも思っているのか」と叱責したという逸話が残る。1525年にコルテスのホンジュラス遠征中に処刑された。メキシコでは征服への抵抗の英雄として現在も尊崇されており、メキシコシティに像が建てられている。