近現代
エチオピア革命 ― 帝政の終焉
🇪🇹エチオピア
1974年、軍部を中心とする運動によってハイレ・セラシエ1世が退位させられ、約700年続いたと称されたソロモン朝の帝政が終わった。背景には1973年前後のウォロ地方などを襲った飢饉への政府の対応の遅れ、物価上昇、学生・労働者の抗議行動があった。同年、軍将校らによる臨時軍事行政評議会(デルグ)が権力を掌握し、9月に皇帝を廃位、翌1975年に皇帝は幽閉先で死亡した。デルグは土地の国有化などの社会主義的政策を進め、1977年に実権を握ったメンギスツ・ハイレ・マリアムの下でソ連寄りの体制を築いたが、反対派の弾圧や内戦、飢饉が続き、1991年に政権は崩壊した。