中世

院政の開始 ― 白河上皇の親政

🇯🇵日本

白河天皇は1086年に幼い堀河天皇に譲位して「上皇」となり、「院」(上皇の御所)から政治の実権を握る「院政」を始めた。天皇が即位した後も上皇・法皇として実権を保ち続けるこの仕組みは、藤原氏による摂関政治を形骸化させた。白河上皇は「賀茂川の水・双六の賽・山法師(延暦寺の僧兵)だけが思い通りにならない」と嘆いたと伝えられ、それ以外は意のままに統治した。院政は鳥羽・後白河上皇へと受け継がれ、平清盛の台頭・源平の争乱へとつながる平安末期の政治的背景となった。天皇の外戚を抑えた独自の権力行使の形として、日本独特の政治制度の一つである。

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